日本には一年を通して、たくさんのプレゼントを贈るイベントがあります。
自分たちの記念日や母の日、父の日、バレンタインデー、ホワイトデー、敬老の日、など。
中でもカップルや子供にとって最も重要なイベントは、誕生日とクリスマスではないでしょうか?
そんな2大イベントの日が近かった場合は、一緒にお祝いするか別々にお祝いするか悩みますよね。
ここでは、そんな悩ましい問題について、考えてみたいと思います。
このページの目次
一緒に祝う派の意見
誕生日とクリスマスを一緒に祝う派の意見をご紹介しましょう。
誕生日とクリスマスが近いと言っても、どれくらい近いかによって一緒に祝うかどうか決める人が多いようです。
一緒に祝うのは、誕生日とクリスマスがかなり近い、特に1週間以内という意見が多いようです。
彼氏の誕生日が12月20日
別々にお祝いしてもいいのですが、プレゼントの予算をまとめた方がいいものをプレゼントできるので、一緒にお祝いすることにしました。デートはクリスマスにすることにして、お祝いは誕生日にケーキを食べる予定です。
子供の誕生日が12月23日
子供の誕生日がクリスマスイブの前日、楽しみが重なってしまってかわいそうですが、誕生日は親から、クリスマスはサンタさんから、お祝いのケーキは誕生日だけにしています。もう少し大きくなってサンタさんを信じなくなったらプレゼントもまとめるのかなと思います。
子供の誕生日が1月2日
お正月は田舎に帰るのでバタバタして誕生日どころではなくなってしまうので、うちでは毎年クリスマスに誕生日のお祝いもしてしまいます。ただし、プレゼントは親からとサンタさんからの二つあげています。
彼女の誕生日がクリスマス当日
これはもう一緒にお祝いするしかないですよね。でも、彼女がクリスチャンでクリスマスは家族と過ごすので、一週間くらい前もってお祝いすることにしました。
彼女の誕生日が12月2日
誕生日とクリスマスが近いと言っても1か月近く離れているのではじめは別々にお祝いしていたのですが、プレゼントも何となくマンネリ化してしまうので、どっかーんと一回にまとめることにしました。それの方が気合も入るし。
別々に祝う派の意見
クリスマスと誕生日が近くさえなければ、本当は2回お祝いするものですよね。
そのため、1回にまとめるのが寂しいと言われて、別々にお祝いするようになったというケースもあるようです。
ここでは、別々に祝う派の意見をご紹介しましょう。
彼女の誕生日が12月10日
誕生日とクリスマスが近いと言っても、まぁ2週間離れているので別々にお祝いしています。お互いにプレゼントは誕生日だけにしようと言っているので、クリスマスはデートだけです。なので別々にお祝いしているほどでもないかもしれませんが、一緒にはしていないですね。
子供の誕生日が12月26日
サンタさんが来る!というのは子供にとって一大イベントなので、まずはクリスマスに全力投球です。それが終わってほっとした時に誕生日があるので、いい子にしていたからまた一歳大きくなれたね、という流れですね。もしかして誕生日が前だったらまた違ったのかもしれませんが、うちはクリスマスの方が先なので別々にお祝いして違和感もマンネリ感もないですね。
彼氏の誕生日が1月3日
去年は誕生日に会えなかったのでクリスマスに誕生日もかねてお祝いしたのですが今回は会えそうなので別々にお祝いすることにしています。お正月はクリスマスとはまた違う雰囲気だし、初詣デートに行ってお祝いしようと思っています。
子供の誕生日が12月21日
子供が今年で9歳、サンタさんも2年前に卒業しました。サンタさんが来なくなったらクリスマスと誕生日は一緒で良いかなと思っていたのですが、やっぱり誕生日は誕生日ということで、別々にお祝いすることにしました。クリスマスプレゼントも、まだまだほしい年ごろなので親からプレゼントする予定です。
彼女の誕生日が12月18日
いつも家ではクリスマスと誕生日を一緒にされることをぼやいていたので、自分だけでも別々にお祝いしようと張り切って計画中です。まずは誕生日をお祝いしてから、クリスマスはサプライズにしようかと思っています。喜んでくれるかな。
恋人は、誕生日を重視すれば間違いなし!
お祝いする年齢や状況などによって、同じ誕生日でもお祝いの仕方は様々でしたね。
一緒にお祝いするにしても別々にお祝いするにしても、クリスマスも誕生日もカップルにとって重要なイベントであることに変わりはありません。
ここでは、彼氏や彼女の誕生日とクリスマスが近くて悩んでいる人のために、お祝いのポイントをご紹介しましょう。
まずは誕生日を優先
クリスマスはカップルにとってロマンチックなイベントですが、数多くあるイベントの中で最も重要視すべきなのはやはり誕生日ではないでしょうか?
誕生日とクリスマスが近くてどうしようか悩んでいるなら、まずは誕生日を中心に考えてみましょう。
プレゼントは一緒に、お祝いは別という人が多数
カップルの場合、クリスマスプレゼントを絶対に渡すという決まりもないですよね。
そのため、プレゼントは誕生日だけというカップルも多いようです。
もし、相手からクリスマスプレゼントをもらう予定があった場合、誕生日プレゼントを豪華にするという意見が目立ちました。
キリスト教でなければ、クリスマスは「お祝い」というよりイベントですよね。
そのため、誕生日にお祝いしてクリスマスにはデートというのがおすすめです。
誕生日とクリスマスの意味を考えてみよう
誕生日とクリスマスが近いと、どうしても一緒に考えてしまいがちですが、この二つは大きく意味が異なります。
誕生日はもちろん、その人が生まれた大切な日ですよね。
クリスマスは、本来キリスト教のイベントです。
どちらを重要視すべきかどうかは、おのずとわかりますよね。
クリスマスは確かに恋人たちにとって重要なイベントですが、誕生日とは比べ物にならないのではないでしょうか?
子供は、誕生日は親から、クリスマスはサンタさんから
恋人に比べて、子供の方がお祝いの仕方がはっきりしていますね。
子供にとってクリスマスは、「サンタさんからプレゼントをもらえる日」ですよね。
そのため、誕生日は親から、クリスマスはサンタさんから、とメリハリをつけてお祝いするのがいいでしょう。
誕生日は親から
誕生日に一つ大きくなるということは、子供にとっては一大イベントです。
クリスマスと近いからといって曖昧になってしまっては、かわいそうですよね。
誕生日には、ケーキとプレゼントもそろえて、しっかりお祝いしてあげるのがいいでしょう。
クリスマスはサンタさんから
まだサンタクロースを信じている子供には、クリスマスプレゼントはサンタさんからもらえるものなので、誕生日とは無関係ですよね。
そのため、近いからと言ってどちらかに手を抜くのではなく、両方とも独立したものとして扱ってあげましょう。
もし、大きくなってきてサンタクロースをもう信じなくなった場合には、予算を考えて本人の希望があれば、プレゼントを一つにまとめてもいいですね。
ただし、サンタクロースを信じなくなった後にクリスマスプレゼントを継続してあげるかは、家庭によって異なるようです。
ケーキはどちらか片方にすることも
日本ではクリスマスにケーキを買ってお祝いすることが多いクリスマスですが、実は世界的に見るとクリスマスケーキを食べる国は少ないようです。
日本でクリスマスケーキを食べるようになったのは、ケーキ屋のフジヤの戦略だったと言われています。
そのため、特に誕生日とクリスマスが近い場合には、ケーキは誕生日だけにするのもおすすめです。
ケーキはたまに食べるからおいしいものなのかもしれません。
ケーキが続いてマンネリ化してしまうなら、思い切って一度にまとめましょう。
クリスマスはイベントでお祝いではない?
クリスマスをお祝いするのはキリスト教の習慣です。
そのため、特にクリスチャンでなければ、クリスマスをお祝いする必要もないのかもしれません。
そうなると、サンタさんが来てくれる楽しいイベントと割り切って、誕生日の「お祝い」とは完全に分けて考えればいいですね。
クリスマスは特別なスイーツを食べてみよう
クリスマスに食べるスイーツは、クリスマスケーキだけではありません。
特に誕生日が近くてケーキが続いてしまうという人には、世界でクリスマスに食べられているスイーツを選ぶのもおすすめです。
ここでは、そんな世界でクリスマスに食べられているスイーツをいくつかご紹介しましょう。
フランスのブッシュ・ド・ノエル
日本でも近年、クリスマスケーキのカタログには必ず顔を出すようになったスイーツです。
ブッシュはフランス語で、丸太を意味しています。
そしてノエルはクリスマスという意味です。
ブッシュ・ド・ノエルはフランスでクリスマスに食べられる切り株をモチーフにしたロールケーキです。
誕生日ケーキは食べたけど、クリスマスもケーキを食べたいと思っている人はブッシュ・ド・ノエルを選んでもいいですね。
ドイツのシュトーレン
ここ数年、多くのパン屋さんやケーキ屋さんで見かけるようになったシュトーレンですが、元々はドイツでクリスマスまでの4週間に少しずつ食べられる習慣があるスイーツです。
洋酒に漬けたフルーツやナッツがふんだんに使われているので、どちらかというと大人向けのスイーツかもしれません。
ワインなどのお酒に合わせるのもおすすめです。
イタリアのパネトーネ
パネトーネとはイタリアの中でもミラノを中心にクリスマスに食べられるスイーツです。
シュトーレンと似ており、レーズンなどのドライフルーツを練りこんだ甘く柔らかいドーム型のパンです。
イギリスのクリスマスプディング
クリスマスプディングとは、ドライフルーツやナッツ、スパイスを加えて焼き上げたスイーツです。
プディングというとプリンを思い浮かべる人も多いかもしれませんが、どちらかというとパウンドケーキのようなイメージです。
食べる直前にブランデーなどのお酒に火をつけてクリスマスプディングの上からかけると、炎に包まれ幻想的です。
本場イギリスでは、コインや指輪を混ぜ込んで、運勢を占うこともあるそうです。
アメリカでは七面鳥
アメリカのクリスマスと言えば、スイーツではなく七面鳥です。
一緒にパイやクッキーを食べることもあるようです。
日本ではクリスマスにチキンが定着してきていますが、元々はこの七面鳥からきているようです。
喜んでもらいたい気持ちが一番大切
お祝いをまとめてするか別々にするかは、誕生日や環境によって様々です。
共通して言えることは、「喜んでもらう気持ちが一番大切」ということです。
- 面倒だから
- マンネリ化してしまうから
- 予算がないから
といったマイナスの理由でまとめてしまっては、せっかくのお祝いが台無しですよね。
そうではなく、
- まとめた方がいいプレゼントが買えるから
- 近くても別々にお祝いして喜んでもらいたい
- 別々にお祝いしてサプライズをしたい
など、喜んでもらうために、どういうお祝いの仕方をするか決めるのがいいですね。
まとめ
いかがでしたか?
誕生日とクリスマスが近いというのは、その1年だけのことではなく、これからもずっと続くことです。
今は、小さくてサンタクロースからプレゼントをもらっている子供たちも、いつかはサンタさんから卒業しますよね。
恋人たちのイベントのクリスマスも、もしかしたらいつかはパパママになって子供のためのクリスマスに変わるかもしれません。
そんなことも考えつつ、今年のクリスマスはどうやってお祝いするか考えてみてはいかがでしょうか?
その考える時間が、最高の誕生日、最高のクリスマスにきっとつながることでしょう。