あなたは子供にいつまでクリスマスプレゼントをあげるべきか悩んだことがありませんか?
また、どのタイミングで子供にサンタクロースの正体を教えるべきか悩んだことはありませんか?
クリスマスは夢と希望に満ち溢れたものです。
子供の中に素敵なものとして存在しているクリスマスを壊さないために、大人は細心の注意をはらうべきなのです。
今回は、いつまで子供にクリスマスプレゼントをあげればいいのか、また子供にサンタクロースの正体を教えるタイミングについて紹介します。
このページの目次
統計から読みとるクリスマスと子供の関係
子供にいつまでクリスマスプレゼントを渡すか、サンタクロースの正体をいつ教えるかというデリケートな問題を考えるにあたり、まずはクリスマスと子供に関する統計をみてみましょう。
2つの問題について、世間一般でどうなっているかを知るのは実に有益です。
子供にいつまでクリスマスプレゼントを渡すか
「アイリス収納インテリアドットコム」が1,300人を対象に行ったアンケートによると、子供にいつまでクリスマスプレゼントを渡すかについては以下のような結果となっています。
(参考:https://www.iris-interior.com/special/christmas-present/)
4~5歳:1.2%
6~7歳:6.2%
8~9歳:9.2%
10~11歳:19.5%
12~13歳:18.0%
14~15歳:31.0%
高校卒業まで:1.2%
大人になっても:5.6%
その他:8.2%
以上のように、最も多い結果は「14~15歳」まで渡すものです。
実に30%の人が高校に入る前まで、子供にクリスマスプレゼントを渡しているのですね。
それに次いで「10~11歳」まで、「12~13歳」までとなっています。
10歳から15歳までクリスマスプレゼントを渡す人を合計すると、68.5%となります。
また注目すべきは、「大人になっても」渡す人も5.6%いることです。
子供のうちは一方的に親からプレゼントを渡し、子供が成人した後は親子でプレゼント交換をするのかもしれません。
サンタクロースの正体をいつ教えるか
「アフラック」が1,116人を対象に行った調査によると、対象者がサンタクロースを信じていた年代は以下のとおりです。
(参考:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000006195.html)
小学校入学前まで:15.1%
小学1~2年生まで:27.8%
小学3~4年生まで:22.9%
小学5~6年生まで:10.1%
中学生まで:2.5%
高校生まで:0.1%
それ以外:21.2%
最も多いのが「小学1~2年生まで」で27.8%です。
次いで「小学3~4年生まで」、「小学校入学前まで」となります。
実に65.8%の人が、小学5年生になる前にサンタクロースの正体を知っていたのです。
ちなみに、サンタクロースを信じなくなったきっかけについては、「自然と信じなくなった」が45.8%。
約2割の人が、「親から言われた」「親がサンタクロースのふりをしているのを見た」となっています。
いつまで子供にクリスマスプレゼントを渡すべきか
では、いつまで子供にクリスマスプレゼントを渡すべきかについて考えてみましょう。
この点については、それほど神経質になる必要はありません。
それはクリスマスプレゼントは大人になってももらうと嬉しいものだからです。
しかし、実質的な渡しやすさを考えると、子供が家を出る時まであげるのが良いでしょう。
例えば、大学へ進学するために子供が実家を離れる場合は、高校卒業までクリスマスプレゼントを渡してあげてください。
小さな子供へのプレゼント選び
子供が小学生の場合、プレゼントの選び方にはおすすめの2パターンがあります。
1つは、クリスマスプレゼントは子供が欲しいものを買ってあげるパターンです。
その際は、クリスマス前に子供の欲しいものを知っておく必要があります。
子供が小学校低学年のうちはサンタクロースへのお手紙に欲しいものを書いてもらって、それをこっそり読む方法がおすすめです。
もう1つのパターンは、子供の欲しいものを「親からのプレゼント」として子供に渡し、「サンタクロースからのプレゼント」は子供が寝ているうちに枕元に置くものです。
この方法では、子供に2つのプレゼントを渡すことになりますが、親からのプレゼントをメインとして、サンタクロースからのプレゼントは本などの簡単なものにするのがおすすめです。
中学生以降の子供へのプレゼント
多くの子供は中学生になる前にサンタクロースの正体を知ります。
そのため、中学生以降の子供に対しては、堂々と親からクリスマスプレゼントを渡すことができます。
その際は、子供の好きなものを買ってあげるのがやはり最もおすすめです。
サンタクロースの正体を知っているのであれば、面と向かって子供の欲しいものを聞くことができますね。
また子供が成人してからは、親子でプレゼント交換をするのもおすすめです。
対等な立場でプレゼント交換ができると、親子関係がとても円滑になります。
さらに子供とコミュニケーションもとりやすくなりますね。
クリスマスプレゼントは子供が何歳になっても渡してよいのです!
サンタクロースの正体を教える際の注意点
子供にサンタクロースの正体を伝えるのはとてもデリケートな問題です。
純粋にサンタクロースを信じている子供の中には、親がサンタクロースのふりをしていることを知るとショックを受ける子がいます。
そのため、サンタクロースの正体を伝える際は、細心の注意を払いましょう。
小学校低学年の子供に伝える場合
子供が友達や他の大人からサンタクロースの正体を知る前に、自分の口から伝えたいと思う場合があります。
そうなると、子供が小学校低学年のときに伝えることになるでしょう。
その際は、「なぜ親がサンタクロースのふりをしているのか」にしっかりと理由をつけてあげるのがおすすめです。
例えば、「サンタクロースはもっと小さな子供にプレゼント渡すのに忙しいから、お母さんがサンタクロースから頼まれて〇〇〇ちゃんにプレゼントを渡しているんだよ」などです。
あわせて、クリスマスはサンタクロースがいなくても素敵なものであるということを伝えてあげましょう。
そうすると、真実を知った子供は一度はショックを受けるかもしれませんが、最終的にはクリスマスの価値を真の意味で理解し、大人になってもクリスマスを楽しむことができるようになります。
中学生の子供に伝える場合
中学生の子供にサンタクロースの正体を伝えるのは比較的簡単です。
子供はその頃になると分別があり、物事を多面的に考えることができるようになっているためです。
そのため、サンタクロースの正体を知っても、クリスマスは素敵なものだと簡単に理解することができます。
親が子供にサンタクロースの正体を伝える際は、正体を伝えるだけでなく、同時にクリスマスは大人になっても素敵なものなのだと伝える必要があるのですね。
クリスマスを家族みんなでしっかりと楽しんでいると、サンタクロースの正体などそれほど気にならないものです。
最後に
いかがだったでしょうか?
子供にいつまでプレゼントを渡すか、いつサンタクロースの正体を伝えるべきかについてイメージができましたか?
まずプレゼントに関しては、いつまで渡すかについて過度に気にする必要はありません。
むしろ大人になっても渡す方が家族でクリスマスを楽しむことができます。
次に、サンタクロースの正体を子供に伝える場合は、同時にクリスマスはサンタクロースが実在しなくても素敵なものであるということを伝えることが大切です。
サンタクロースはクリスマスを象徴する概念であり、クリスマスを夢あふれるものにするために存在しているのです。
サンタクロースが実際に存在するか否かではなく、人が人を想う気持ちが大切なのだと子供に伝えましょう。
そうすることで、子供は、大人になってもクリスマスを楽しむことができる素敵な人に育ちます。