皆さんは子供の頃、クリスマスプレゼントに絵本をもらったことはあるでしょうか?
小さい子供はよく絵本をもらいますよね。
絵本はクリスマスの優しく温かな雰囲気を絵と文字で伝えてくれます。
小さな頃にもらった絵本のことを、今も覚えているという人も少なくないでしょう。
しかし、クリスマスプレゼントとして絵本を受け取るのは小さな子供だけの特権ではありません。
彼氏や彼女に対しても、絵本のプレゼントは喜ばれます。
なぜなら絵本の中には大人もハッとするような素敵な物語があるためです。
今回は、クリスマスに赤ちゃん、子供、彼氏、彼女に対して贈ると喜ばれる絵本をご紹介します。
このページの目次
赤ちゃんと子供に贈る絵本
0歳時のお子さんはまだクリスマスの意味がわからないでしょう。
しかし、絵本を通してクリスマスの雰囲気を伝えることができます。
また3歳頃のお子さんに読み聞かせをするためにも、絵本は最適です。
0歳から3歳のお子さんに
まだクリスマスを理解していない小さなお子さんにも絵本のプレゼントは最適です。
クリスマスはどういったものなのかを、絵本を通して伝えてあげることができると素敵ですね。
さんかくサンタ
(引用:https://www.amazon.co.jp/)
さんかくサンタは小さなお子さんに非常に喜ばれるクリスマスの絵本です。
三角、丸、四角の図形を利用してサンタクロースをはじめとした絵が描かれています。
まだサンタクロースを知らない年齢のお子さんに読み聞かせてあげることで、クリスマスの雰囲気をお子さんに伝えることができるでしょう。
シンプルで簡易的な図形で構成された絵柄は小さなお子さんもしっかりと楽しむことができます。
よるくま クリスマスのまえのよる
(引用:https://www.amazon.co.jp/)
こちらの絵本は、クリスマスプレゼントをもらうことができるか不安な主人公と、優しいよるくまがイヴの夜を一緒の過ごすお話です。
著者は着物のデザインを出がけたこともあり、豊かな色彩感覚で描かれた絵には大人も引き込まれてしまいます。
特に黄色の美しさが格別であり、クリスマスの優しい灯りが画面にあふれています。
サンタクロースやクリスマスプレゼントを認識し始めたお子さんにぴったりの絵本です。
4歳から6歳のお子さんに
4歳を超えたお子さんの多くはクリスマスを理解しているでしょう。
そのためクリスマスの優しく柔らかな雰囲気が詰まった絵本を選んであげるとよいです。
サンタクロースのおてつだい
(引用:https://www.amazon.co.jp/)
こちらの絵本は全編が写真で構成されています。
そして写真を撮っているのはナショナルジオグラフィックやニューヨークタイムズで写真が使われているペール・ブライハーゲン氏。
同氏が撮る美しく温かな写真で作られた絵本はとても印象深いものです。
サンタクロースに会いに行き、お手伝いをしたいと考える主人公オンヤが出会う素敵な動物たちに目が釘付けです。
ビロードのうさぎ
(引用:https://www.amazon.co.jp/)
古典的名作である「ビロードのうさぎ」を酒井駒子氏が絵本にしました。
「ほんもの」とは何でしょうか?
ビロードのうさぎは機械仕掛けでもなければ、決して値段が高いおもちゃでもありません。
しかし、ビロードのうさぎは確かに男の子の大切なパートナーであり、「ほんもの」の存在だったのです。
酒井駒子氏の美しく繊細なタッチで描かれるビロードのうさぎは、お子さんに切なさや愛おしさといった感情を伝えてくれます。
彼氏に贈る絵本
絵本は大人に贈っても素敵です。
私たち大人は日々を忙しく過ごすうちに、子供の頃に感じていた純粋でひたむきな気持ちをついつい忘れてしまいます。
しかしそれらの気持ちは私たち大人の毎日を充実させるためにも必要なものなんです。
そんな宝物を思い出させてくれるのが絵本なのです。
サンタクロースっているんでしょうか?
(引用:https://www.amazon.co.jp/)
サンタクロースっているんでしょうか?
この絵本は1897年にニューヨークの新聞社で書かれた社説がもととなっています。
同社に届いたバージニアという女の子からの「サンタクロースっているんでしょうか?」の質問に対し、同社の記者が答えます。
私たちがいつの間にか忘れてしまったサンタクロースがどこにいるのかを教えてくれる絵本です。
大人になった人にこそ読んでほしい。
ゆきだるま
(引用:https://www.amazon.co.jp/)
レイモンド・ブリッグズによる名作絵本「ゆきだるま」です。
ある日、少年が庭に作った雪だるまが動き出します。
少年んと雪だるまは楽しく遊ぶのですが、最後に雪だるまは…
私たちは儚く美しい一夜の夢を見ることを繰り返し、大人になりました。
大人になった今こそ、もう一度儚く美しい夢を見る必要があります。
急行「北極号」
(引用:https://www.amazon.co.jp/)
サンタクロースを信じる主人公の少年が急行「北極号」に乗って北極へと向かいます。
最後に、少年はサンタクロースから小さな鈴をもらいます。
少年が聞いた美しい鈴の音は、大人の私たちが聞くことをやめてしまった音色なのかもしれません。
でも大丈夫、私たちはもう一度急行「北極号」に乗ることができるはずです。
彼女に贈る絵本
優しいクリスマスの夜、美しい彼女には美しい絵本を贈りましょう。
クリスマス絵本は彼女に対するサブプレゼントとして大活躍。
2人の仲はトナカイとサンタクロースのように切っても切れないものとなります。
賢者のおくりもの
(引用:https://www.amazon.co.jp/)
金の時計が宝物だった夫と、美しい髪の毛が宝物だった妻。
二人は相手にクリスマスプレンとを贈るために、自分の宝物を手放します。
幸せとは何でしょうか?
賢い人とは?
人を思いやる気持ちとは?
大人になった私たちが探している答えがこの絵本の中にあります。
クリスマス・キャロル
(引用:https://www.amazon.co.jp/)
世界的文豪チャールズ・ディケンズの「クリスマス・キャロル」です。
最早、説明不要の名作中の名作ですが、こんな美しい装丁のものが手元にあると嬉しいですね。
内容については敢えて触れません。
名作はただ読むだけでよいのです。
クリスマスのまえのよる
(引用:https://www.amazon.co.jp/)
こちらの絵本はクレメント・C・ムーアというアメリカの神学者が、1823年に書いた詩がもとになっています。
同氏は病気がちだった娘のためにこの詩を書きました。
そして、この詩をきっかけに、今や誰もが知っている赤い服に白いひげをもったサンタクロースというイメージが形作られたのです。
まさにサンタクロースの原型を伝える絵本です。
ちなみに、絵本が縦長の形になっているのは、靴下にプレゼントとして入れるためなんですって!
最後に
いかがだったでしょうか?
クリスマスに絵本を贈ることで、人に優しさと温かさを伝えることができます。
お子さんは絵本を通してクリスマスを知り、その楽しい雰囲気に胸を躍らせるでしょう。
ぜひともお子さんと一緒に声に出してクリスマス絵本を読んであげてください。
そして大人にクリスマス絵本を贈ることで、切なく懐かしい気持ちにさせることができます。
私たちは大人になり、日々に忙殺されています。
しかし子供の頃は確かにサンタクロースを信じていて、クリスマスの夜には聖なる鈴の音を聞いていたのです。
そんな時にもう一度戻ることができたら…という願いをクリスマス絵本が叶えてくれます。
美しい絵柄とシンプルで繊細な文章でつづられる絵本は、多くの人に幸せを届けます。
今年のクリスマスは、大切な人に絵本をプレゼントしてみてはいかがでしょうか?
絵本といって侮っていると、読んだときに思わず涙を流してしまうかもしれませんよ。